プレスリリース 2022年8月12日(金)未明、ムンバイ(インド)沖の天候が悪化、ちょうどそのころ実験船ポリマ号の電気エンジンの1つに不具合が発生し、同船はムンバイの海岸に乗り上げる事態となった。インド沿岸警備隊は乗組員全員を無事救助。彼らは迅速かつ安全に帰国を果たした。 ポリマ号は、岩礁に乗揚げるもそのまま潮流に流され、砂州に打ち上げられたようである。地元の人々にとっては、まるで宇宙船が出現したようだったという。私たちは、インド沿岸警備隊と地元の村人の方々による勇気ある支援と救助に対して、心からの感謝の意を表したい。 あの出来事から2週間近く、8月24日にポリマ号のサルベージが始まった今、私たちはポリマ号が再びその輝きを取り戻すと確信している。当初からのミッションに取り組み、とりわけ2025年4月に開催される大阪万博のオープニングに参加することに全力を傾けたいと考えている。 ポリマ号(ポリマはローマ神話の未来を司る女神の名前)は、東京からドバイへの航海(2021年12月18日から2022年3月16日)を終えたばかりだった。2025年の大阪・関西万博のスペシャルサポーターに任命された同船は、アラブ首長国連邦で行われた万博の閉幕式に出席し、次の大阪万博の開催を発表するために、ドバイを訪問していた。 中東ではポリマ号に各国の指導者たちが乗船し、海運産業やそのエネルギーモデルを変える先進的な取り組みであると評価した。ポリマ号は、AIを活用した自動制御のスカイセイルや海水から生成された水素、光によるインターネットなど、その他驚くべき技術をたくさん搭載している。 現在と未来の躍進への興味を抱きながら、同船のオーナーは「産業化」戦略への追求を確固たるものにした。つまり、公害を発生させることなく海を航行できる船をつくり、現在の炭素集約型の輸送を少しでも減少させる事である。 ドバイ滞在中に、同船が2022年11月にカタールで行われるFIFAワールドカップへ参加する機会が巡ってきた。新型コロナによって東京オリンピックへの参加を見送ったポリマ号にとって、メインイベントから少し離れた場所に停泊することになるとしても、カタールへの招待は大変嬉しいものである。 船の修理場所にはシンガポールが選ばれた。また、2025年に向けて、新しく改良されたポリマ号が2024年に造られることとなった。私たちは、太陽光発電だけで世界一周を果たした(2010~2012年)最初の船と共に今後もパイオニアとしての役目を果たしながら、新たな船のカテゴリーを作るとともに、この独自の船を仲間に加えていきたいと考えている。 今回の嵐や95000海里以上に及ぶ航海の中で、ポリマ号の優秀な設計と耐久力が示された。世界のトップチームは、今回の教訓を生かし、国連と世界50カ国以上の政府が推進するブルーエコノミー計画への迅速な移行を促進しようと取り組んでいる。そのためには、革新的な技術のみならず、多くのパイオニアと実業家、政治的なリーダーシップが必要とされている。 ポリマ号は、類まれな使命を持った特別な船であり、優秀なチームを必要としている。ポリマ号の航海中に実験をするには、多くの困難に立ち向かい克服するクルーを必要としている。今回学んだ最も重要なことは、緊急の課題である、この環境的な転換を達成するための人材が不足していることである。どの大学でも、ゼロエミッションの輸送手段を標準設計することや、インテリジェント・カイトを操作する方法、あるいは海水を水素に変換する方法を未来のエンジニアに教えていない。 ポリマ号の修理については保険会社の支援を受けつつ、新たな種類の船の製造を引き続き行いながら、並行してブルーキャンパスを創設し、2023年にそのプログラムを開始する予定である。ここでは次世代の人々が、新型の船の設計、建造、操縦を学ぶことができる。そして私たちは、この「海の宇宙飛行士たち」が、持続可能な水や食料、職業といった地域の緊急課題に対応できるコミュニティを再構築することを期待している。 昨年4月、私たちはWISeKey社と共同で持続可能なNFT第一号の販売を発表した。これは2010年にポリマ号に搭載された本物のソーラーパネルを使用している。それぞれのパネルには独自の歴史やエモーショナルキャピタル(情的資産)が込められている。これらのNFTは現在、WISe.ARTのプラットフォームで購入可能。これらのパネルは過酷な天候にさらされ、最も過酷な条件下においても脅威の耐久力を見せた。すべてのパネルが事故も乗り越え、現在も稼働している! お問い合わせは、Blue Innovations広報担当、 Jean Luc Wilain氏(Mr.)まで。 連絡先、jl.wilain@porrima.ch www.blueinnovations.ch www.porrima.eu www.WISe.ART...
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ワイズキー・セミコンダクターズ、Sigfox認定のSigfox対応コネクテッドデバイス向けセキュアエレメント
ワイズキー・セミコンダクターズ、Sigfox認定のSigfox対応コネクテッドデバイス向けセキュアエレメント 2019年11月20日、スイスジュネーブ発 – サイバーセキュリティおよびIoT分野のトップ企業であるワイズキー・インターナショナル・ホールディング (WISeKey International Holding Ltd、以下「ワイズキー」、SIX: WIHN) は本日、、Sigfox対応コネクテッドデバイス向けセキュアエレメントがSigfoxに認定されたことを発表しました。 ワイズキー・セミコンダクターズ (WISeKey Semiconductors) のゼネラルマネージャーであるベルナルド・ヴィアン (Bernard Vian) は、次のように述べています。「コネクテッドデバイスのセキュリティこそ当社のDNAであり、ワイズキーはSigfoxと緊密に連携して、セキュリティプロトコルとセキュアエレメントの仕様をすり合わせ、Sigfoxグローバルネットワークにより、搬送されたデバイスからのデータの認証、完全性、信頼性のレベルを向上します。また、Sigfoxが、VaultIC184を、Sigfoxデータ伝送プロトコルのセキュリティ仕様に完全に対応するセキュアエレメントであると認定したことを、誇りに思います。」 ワイズキーのSigfoxに認定されたマイクロプロセッサーチップ専用のツールボックスとして開発されたVaultIC184は、Sigfoxのセキュリティプロトコルにシームレスに適合し、あらゆる機密データや計算を保護する耐タンパー性ハードウェアで、ハッカーを寄せ付けません。 VaultIC184には、Sigfoxが定義したアプリケーションプログラミングインターフェイスが備えられ、チップを既製のSigfoxモジュールにも、オリジナルの設計にも実装することができます。ネットワーク関連の秘密鍵とデータの設定は、ワイズキーのセキュアな製造工場で行われるため、デバイスメーカーが自社の製造設備に特別なセキュリティ工程やセキュリティ監査を行う必要はありません。 ワイズキーのソリューションを利用し、Sigfoxの推奨に従うことで、ネットワーク上の情報交換に最高レベルのセキュリティが実現されます。 「いくつかのアプリケーションでは、不正確もしくは偽造されたデータはまったく許容されません。たとえば、警報システム、自動システム構築時のデータ利用、車両や小包の追跡デバイスなどがあります。当社のテクノロジーを導入することにより、物理的な攻撃を受けた際に、機密データが曝されないようにデバイスは保護されます。」と、ベルナルド・ヴィアンは付け加えています。 ワイズキーは、2019年11月20から21日にシンガポールで開催されるSigfox Connectにおいて、セキュアエレメントVaultIC184を紹介します。Sigfox Connectは、IoTソリューションプロバイダーによってデバイスを接続するユニークなプラットフォームを提案します。 ワイズキーについて: ワイズキー (WISeKey、スイス証券取引所:WIHN)...
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ワイズキー、日本でのプレゼンスを強化 – 宮畑勝則をWISeKey IoT Japan株式会社営業担当取締役兼代表取締役に任命
2019年9月25日スイス、ジュネーブ発 – スイスを拠点とするサイバーセキュリティおよびIoT企業であるワイズキー・インターナショナル・ホールディング (WISeKey International Holding Ltd、WIHN.SW) は同日、宮畑勝則 (Katsunori Miyahata) が日本の営業担当取締役兼代表取締役に就任したことを発表した。今年に入り、営業担当取締役としてワイズキーに入社した宮畑は、新たな役職で日本におけるワイズキーのIoTセキュリティおよびブランド強化を担うものと見込まれる。 宮畑は30年にわたり、IoT、半導体、高度技術産業において幅広い営業および事業開発を経験している。 直近では、高性能なアナログおよびミックスドシグナル半導体と先進アルゴリズムの世界的大手サプライヤーであるセムテック・コーポレーション (Semtech Corporation) のIoT事業開発マネージャーを務め、NTT、富士通 (Fujitsu)、パナソニック (Panasonic)、東京電力 (Tokyo Electric Power)、関西電力 (Kansai...
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ワイズキーがC3沖縄で発表:暗号化のための信頼の起点(RoT)を日本のIoTメーカーに提供することでネットワーク接続デバイスでセキュリティーを実現
第4次産業革命にはIoT(モノのインターネット)の信頼とセキュリティーが不可欠 (more…)
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